外向性と内向性

当サイトは「内向人間でも楽に生きる」が一つのテーマでもあります。

では、内向性とは何か?

様々な見解があると思いますが当サイトでの内向性の定義をここで示したいと思います。

外向性と内向性

まずは外向性と内向性はそれぞれエネルギーがどちらに向くことが多いかを照準に合わせています。

外向性はエネルギーが外に向いているため態度や行動が周囲に伝わりやすかったり、リーダーシップを発揮しやすい傾向にあります。

反対に内向性はエネルギーが内に向いているため態度や行動を周囲に伝えるのが苦手だったり、控えめで目立たない印象をもたれがちです。ですが、エネルギーの量は外向人間と同程度持っていますので決して内向人間が劣っている訳ではないです。

むしろ、普段から内にエネルギーを溜めている側面もあり、自分なりに内向エネルギーを発散する方法を習得した内向人間は外向人間より積極的かつ意欲的に外へ働きかけることもあります。

ヒトは誰でも両向性

また、外向性と内向性の割合が10:0の人間は存在しないと当サイトでは定義しています。

ヒトは個人差はあれど外向性と内向性の両面を持っており、両面のエネルギーを上手く活用することでバランスよく生きていけると考えています。

内向人間は自己肯定感が低くなりがち

本来なら外向優位と内向優位に優劣は存在しないのですが、集団での社会生活を送るのが一般的になった現代においては、他者とのコミュニケーションを取るのが得意、行動力がある等、外向的要素を発揮することで成功体験を得る機会は圧倒的に多いです。そういうヒトは自己肯定感も必然的に伸びていきます。

しかしながら、内向優位だと他者とのコミュニケーションに苦手意識があったり、思慮深さから積極性に欠けてしまう等、小さい頃から自己肯定感を高める機会が少なくなってしまいがちです。

その結果、大人になっても自信が持てず自分を過小評価して自己肯定感が低いままという負の循環に陥るケースが非常に多いです。

内向人間の強み

ですが、内向人間は外向人間にはない強みがあります。

一般的によく言われることですが、当サイトでも感受性の豊かさや思慮深さは、内向人間にとって大きな強みになると考えています。

特に内省をすることで自分軸が身に付いてくると芯の強さが発揮され、周囲から信頼される存在になれると思います。

内向性を強く意識する社会が到来する

現在の日本では成功のロールモデルが形骸化し、今まで美徳とされていた価値観が揺らぎつつあります。

個人の幸福の追求に関心が集まる昨今の価値観を鑑みるに、今後は外に答えがあった時代から自分で答えを見つける時代にシフトすると思います。

そんな中では誰でも自分の内向性と向き合い、人生をどうやって充実させていくかを考える必要性があります。

そんな時に内向性との上手な向き合い方を知らないと、答えを外に求め永遠に自分探しをする迷い人になってしまいます。

当サイトでは、そんな一筋名ではいかない内向性と上手く付き合っていく為のヒントを、様々な視点から採り上げて行きたいと思います。

とまぁエラそうに書いてますが、私自身もまだまだ未熟な身ですので、読者の皆様と一緒に内向性と上手く付き合う方法を模索していくスタンスで今後もブログの運営を進めて行きたいと思います。

人生なるようになる。

長々とありがとうございました。

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